2017年5月20日 (土)

神保町のタイ料理店「ムアン・タイ・なべ」

神保町駅で下車、岩波ホールで知られる岩波神保町ビルにあるA6出入口を出て、靖国通りの南側にあるさくら通りに入りました。さくら通りの標識と救世軍本営(神田神保町ビル)が目印です。
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50mほど先にある西塚ビルの1階・2階にあるレストランが今回の会場、タイ料理店「ムアン・タイなべ」でした。A6出入口から徒歩約1分の近さです。ちなみに、「ムアン・タイ」はタイ語で「タイの国」を意味します。
 
 

そして、「ムアン・タイなべ」の近隣に集まるエスニック料理店、インド料理「マンダラ」、シンガポール・マレーシア料理「マカン」、タイ料理「メナムのほとり」はすべて同じ会社(その名も東インド会社ならぬ西インド会社)が運営しているようです。
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白い化粧タイルと褐色の石板を組み合わせたファサードと大きなガラス窓が側面を覆う現代的な外観はタイ料理店らしさをあまり感じさせません。
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写真入りのメニューが置かれた台の脇にはシャム(タイ原産の猫)が控えていました。
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しかし、一歩店内に入ると高級感があるタイ風の内装が落ち着いた雰囲気を醸し出し、高い天井と大きなガラス窓が解放感を与えてくれます。そして、静かに流れるジャス音楽も心地よさをさり気なく演出していました。4人掛け用テーブルがいくつか配置された1階フロアはコンパクトな印象ですが、2階を含めた総座席数は80席もあるそうです。ちなみに、ランチ時は分煙、ディナーでは禁煙とのこと。
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この日の幹事さんが選んだのは「タイスキ・コース」(3000円、飲み放題付き4500円)。飲み物は体調を考えて別途注文することになりました。まず、タイで一番売れている豹柄ビールのLEO/リオとライオン柄の高級ビールSINGHA/シンハを「とりあえずビール」に選び、3か月ぶりの再会を祝いました。ちなみに、タイのビールにはもう一種類、象柄のChang/チャーンがあります。なお、写真がアトピンになったことをご容赦ください。
 
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唐辛子と酸味がよく効いた「春雨のサラダ 」(ヤムウンセン)は見た目の美しさとは裏腹にとてもホットであり、3人の参加メンバーはいずれも少し取り分けただけで、あとはスルーする破目(はめ)になりました。
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コースの説明にある「青パパイヤのサラダ」に代わって出された「鶏挽肉と野菜(パプリカやタマネギなど)の辛し炒め」(パットプリッグガイ)は中華料理に似て食べやすい料理です。
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メイン料理は「タイスキ盛り合わせ(20種)」です。店のスタッフが煙突のついた丸い鍋をテーブルの電気コンロ上にセットして、飾り切りの大根を入れた水を加熱し始めました。
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鍋に続いで、具材を盛ったバスケット、タレが入った容器、そして取り皿などが置かれたため、テーブルの上はすっかり埋まりました。
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店のスタッフがテーブルの脇に立ちながら調理してくれました。エビのすり身/白身魚のすり身/イカのすり身をそれぞれ丸くまとめた肉団子(つくね)・白身魚の切身・イカの詰め物(魚のすり身)・パクチーの魚肉巻き・白菜・エノキ・キクラゲ・空芯菜などを次々と鍋に入れます。ほどよく煮えたタイミングで各自が柄のついた小さな金網で取り分けて、唐辛子などが入ったタレを付けて食べました。タレの量は好みに応じて調整できますから安心です。具材を鍋に入れた時に写真撮影することを失念しましたので、食べログのサイトから引用させてもらいます。
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ここで薀蓄(うんちく)です。タイスキはタイのすき焼きという意味ですが、すき焼きとは調理方法が異なりますから、中国発祥の火鍋の一種と呼ぶべきでしょう。(注、坂本九さんの歌「上を向いて歩こう」が「スキヤキ」の曲名で世界的にヒットしたことでタイ人がスキーヤキー/略称:スキーと命名したとされる) また、日本料理のしゃぶしゃぶでも煙突付きの鍋が使われるのは、大阪のスエヒロ(注、諸説あり)が戦後まもなく火鍋用の鍋を使うしゃぶしゃぶ料理を考案したからなのです。つまり、炭火が入った七輪で調理(加熱)する場合、火鍋の煙突状の構造は火気を強める効果を生みます。(注、原型の火鍋は中央の煙突状の部分に炭火を入れた)  したがって、鍋の形が似ているからといって、タイスキをタイ風しゃぶしゃぶと呼ぶのも適切な表現とは言えないようです。むしろ、水炊きの方が相応しいと思います。

 

タイスキを食べている間に飲み物が焼酎やワインに変わりました。
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鍋の中が一段落すると薄切りのブタ肉と野菜が追加されました。頃合いを見計らって、シラタキとタイ麺(米麺)を自分たちで追加。しかし、具材がかなり多いため、豆腐と薄切りの牛肉は残すことに!
 
後で気が付きましたが、食べログとホットペッパーに掲載されたコースの内容説明にある前菜とデザートはなぜか配膳されませんでした。ただし、ぐるなびには前菜の記載がありません。一方、デザートについては メイン料理を食べきらずに会計を依頼したため、提供されなかったのかもしれません。

 

タイ料理のコースとタイビールを楽しんだ今回の飲み会は予定を越えた2時間半後にお開きです。
 

 

[付録] タイ料理について豆知識

 

タイ料理は香辛料、香味野菜(ホムデーンなど)やハーブ(パクチーなど)を多用し、辛味・酸味・甘味などを多彩に組み合わせた味付けが特徴ですが、日本と同様、地域によって違いがあるようです。

 

タイ北部は隣国ミャンマーに近いことで、脂っこい料理(餃子などの揚げ物)や火鍋・モツ煮・肉マンなど、ハーブともち米に合う料理が多いとされます。

 

一方、タイ南部はマレーシアに近いことで、豊富なシーフードを食材とし、ターメリックやカルダモンなどのスパイスやココナッツミルクを使った、香りが良くて辛い料理が多いようです。
 
   

住所: 東京都千代田区神田神保町2-13 西塚ビル1・2F

電話: 03-3239-6939
URL:
 https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000294/(食べログ)

     https://r.gnavi.co.jp/a611500/(ぐるなび)

     https://www.hotpepper.jp/strJ000004485/(ホットペッパー)

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