広東料理の「南国酒家 京王新宿店」
平日の午後6時少し前、新宿駅中央西口改札(京王口)から京王百貨店新宿店へ向かいました。今回の飲み会に選ばれた店は同百貨店8階のレストラン街「新宿Keioダイニング」にある広東料理の「南国酒家京王新宿店」です。南国酒家は全国に28店舗を展開する広東料理の人気チェーン店(本店:原宿)です。
入口の脇には「秋コースメニュー」の立て看板があり、
その右手には「アラカルト料理」の食品サンプル(レプリカ)が置かれています。
横手側の入口には客が多いランチタイムなどに座って待つための椅子が並んでいます。正面は受付カウンターで、その奥と左手が客席になっているようです。
ユニークな意匠で間口が広い入口を入ると、フロントの後ろにローマンシェードで仕切られた半個室のテーブル席があり、それと並行する低いパーティションで囲まれたスペースにはテーブル席が2列並んでいました。
インテリアは豪華ではありませんが、茶系統の色を配した落ち着いた雰囲気があり、百貨店内のカジュアルなレストランとして相応しいものです。ちなみに、客席数は70とのこと。
さて本題です。今回の幹事さんが選んだのは「2時間飲み放題付の南国コース~秋~」(全7品、4968円)です。ちなみに、料理だけの場合は入口脇の立て看板にあったように3240円。
飲み放題(フリードリンク)のAプランのメニューは紹興酒・ビール (中ビン)・杏露酒(あんずのお酒)・焼酎・ウィスキー・ノンアルコールビール(ビールテイスト飲料)・アイスウーロン茶・ソフトドリンク(コカコーラ/オレンジジュース/アップルジュース)
まず、とりあえずビールでメンバーの再会と健康を祝っていると、まず「.三種前菜盛り合わせ」から配膳されました。
三種前菜とはカモ・チャーシュー・糸豆腐でトマトと大根の千切り(カモ肉の下)が添えられています。メンバー全員は糸豆腐を食べるのが初めてでした。後で調べると、豆腐を干した麺である豆腐干糸(とうふがんす)を茹(ゆ)でて、水を切ったあと胡麻油を少し絡ませたもののようです。
次いで配膳された「.貝柱と湯葉、えのき茸のとろみスープ」のまろやかな味は一流の広東料理店であることを示しています。
スタッフが取り分けてくれた「.あべどりモモ肉のカリカリ揚げ 香味ソース」はモモ肉の食感が楽しめました。「あべどり」についてもネット検索すると、岩手県のブランド鶏で、種鶏の品種はホワイトコーニッシュ(オス)、ホワイトプリマスロック(メス)とのこと。
「天然海老のチリソース煮」は甘辛いソースと海老のプリプリ感が食欲をそそります。
「料理長おまかせ蒸し点心二種盛り合わせ」はシュウマイと餃子。ちなみに、撮影する前に餃子を半分口に入れてしまいました。
そして、「いろいろキノコと秋野菜入りあんかけやきそば」が配膳され、取り分けてもらいました。見た目にも楽しくなりました、やや油が勝っていたため、残念なことに私は食べきることができませんでした。
デザートは「あんにんどうふ」です。爽やかな味と食感は南国酒家の美味しい料理を引き立ててくれました。
「南国酒家京王新宿店」はデパート内の食堂街にあるため、気軽に広東料理を楽しむことができるレストランでした。この日は少人数のグループあるいはお一人様の年配客がほとんどであり、静かな環境で料理を楽しむことができました。また、飲み会の参加者はいつもより少人数であったため、話題を掘り下げる会話が続き、気が付けば楽しい2時間が瞬く間に過ぎていました。
住所: 〒160-8321 東京都新宿区西新宿1-1-4 京王百貨店新宿店8F 新宿Keioダイ
ニング
電話: 03-5321-5139
URL: https://www.nangokusyuka.co.jp/
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